JR留萌線:高校生26人乗れず

最初に書いておくと、私は「誰が(何が)悪かったのか」という責任問題には興味がありません。

解決策

高校生の登校時間をずらす」という解決策を提示したブログが少なかったので(5/11/16:30現在)、ちょっと書いておこうかなと思ったしだい。


この「分限乗車」はJRなど鉄道各社が朝夕の混雑解消のために、口をすっぱくして言っていることじゃないの。
高校なら偶数クラスは8時半、奇数クラスは10時始業とでもしておけば、ラッシュはかなり改善されるよ。


というか私はひねくれ者なので、この問題になった大混雑の列車1本よりも、たぶん採算の取れていない留萌線のほかの時間の電車(n本)の方が気になってしようが無い。

お役所の分限出社

高校も、公立高校は先生が公務員なんでお役所なのだけど、役所こそ分限出社にしてくれないかな。
特に窓口。


早番・遅番を使って、窓口業務の時間を9時5時から拡大してくれないと、普通に働いている納税者ほど税金を使ったサービスを受けられないという話になる。
これって変だと、ず〜っと思っているんですけどね。


電車通勤が一般的な地区なら電車が、自動車通勤が一般的な地区なら道路が、公務員の分限出社でかなり混雑解消されると思うよ。
それによって、エネルギー消費量はかなり節約できるとも思うんだけどねぇ。
(朝の渋滞でのガソリンの無駄使いがもったいないとは思うけど、経済活動はとめられないからねえ)


なぜ役所が率先して分限出社しないのか、だれか教えてください。

環境保全と経済活動

蛇足。


「車に乗っている奴が環境問題を言うのはおかしい」という馬鹿が居るけれど、私にはそれは愚かな発言に思えて仕方が無いです。ハイ。


コレは、知床の世界自然遺産のガイドさんの話として記憶しているけれど、曰く
『知床の環境を守りたいのなら、なぜ世界遺産に登録したりするのかと聞かれたりする。
世界遺産に登録するから、人が大勢訪れて環境を破壊していくんじゃないか、と言うことらしいけれど、それは環境保護に対する認識が足りない。
環境保護にも金がかかる。
大勢の観光客が訪れて、そこの自然に触れて、その感動や感心に対してお金を払ってもらわなければ、環境は成り立たないんだ。』
という、ようなことを言っておりました。


まあ、私も同じようなことを考えておりまして、「経済活動を止めると環境保全も止まる」と思っております。
だから「峠を攻めているような(無駄にガソリンを使う)ヤツが」環境問題を口にするのはおかしいと思うけれど、「環境保全のためには経済活動のためにも車を使うな」とは思っていません。


はやくディーゼルハイブリッド車が実用化しないかな。