軟禁開け

3/24〜25は圏内某所に軟禁*1され、久々のシャバであります。
軟禁中はネットから切り離されるので主に情報は自給自足、つまり妄想、で補います。


軟禁期間中に考えていたのは、代表サッカーのこと、新たに思いついた漢字クイズ、「仰げば尊し」。

漢字クイズ

漢字では1文字でも平仮名で書くと2文字以上になるものはたくさんあります。
例)
赤い ⇒ (あか)い … 2文字になる
魚 ⇒ (さかな) … 3文字になる
省みる ⇒ (かえり)みる … 3文字になる
寿 ⇒ (ことぶき) … 4文字になる
跪く ⇒ (ひざまず)く … 4文字になる

では、5文字になるものには何があるでしょう。

ネットで探せばすぐ見つかりそうですが。
まあ、私の出すクイズに良く喰いついてくれるクレインさんあたりがさくっと答えを考えてくれそう。


大事なのは「その漢字を自分で書けるか」と言うこと。
最近、ワープロソフトのせいで、漢字を書かなくなっているので、たまにはこんなのを考えてみてはどうでしょう。


現在、5文字展開する漢字を4つほどストックしてあります。

代表ペルー戦

おおっ、ジーコジャパン
川口、中澤、加地、遠藤、駒野、中村、巻、高原とか先発していて、これに福西、宮本、中田、三都州でジーコジャパン完成です。


オシムらしからぬ試合運びだったですな。
中村が入ったことで、改めてこの選手がオシムが言うところの「エキストラキッカー」だと感じました。
やはり、オシムがこれまでに召集してきた選手に比べると遅く見えます。


結局、日本が勝ち、奪った2得点は中村の左足から生まれたわけですが、親善試合ではなかなか喜べません。
ペルーはカウンター狙いでやや引き気味に布陣し、日本がボールを動かしているのですから、もっとシュートで終わる形にならないといけなかった思います。
特に後半は日本の時間が多かったのに。


試合を通じてシュートは10本。
10本のシュートで2得点は、結構スゴイことなので、喜んで良いことだと思いますが、あの展開では10というシュート数が少なく感じます。


いや、これが親善試合じゃなくて、何かの大会での試合とかなら、もう万々歳です。
審判のミスジャッジで貰ったPKの1シュート1得点の試合でも「良くやった、すばらしい!」と褒め称えますが、これは親善試合なので。


相手が引き気味になっているので両サイドを使って攻めたのは判りますが、加地、駒野ともに不用意なクロスが多くて結局すべて不成立。
それはそれでも良いんですが、じゃあ、今度はクロスではなくてそのままドリブルで切り込んでみようとかの手立ては無かったんですかね。
これは私の気のせいかも知れませんが、サイドからボールを持って選手が切り込むのは、成功率の低い挑戦だけれども、失敗しても中央のゴールとゴールを結ぶ帯の人口密度が増して、カウンターを受けにくくなると思っているのですが。


あと、駒野がいけなかったのか、周囲のサポートが悪かったのか、左サイド駒野の後ろがウィークポイントになっていたのがとても残念。
駒野が上がったとき、同じ左サイドにいる俊輔に守備的なサポートが期待できるはずも無いので、駒野だけを責めるわけにも行かないでしょうけれど。
たとえば、遠藤じゃなくて今野が出ていたらそのサポートが出来たのかなぁと、空想していました。

やっぱり水野

水野いいっスね。
代表ではキレキレだったと思います。
家長も良かった。
ただ、これは、交代選手の居ないペルーがお疲れモードに入った後半最後10分での参考記録


攻撃面ではすでに加地を超えていると見える水野ですが、さて、右サイドを水野一人に任せられるかというとどうでしょう。

仰げば尊し

時期ですから。この歌を良く聞きました。
いい歌ですが、これ意味が難しいですよ。

仰げば尊し我が師の恩
教えの庭にもはや幾年
思えばいと疾しこの年月
今こそ別れめ いざさらば

現代語にはない、係り結びの法則になっている「今こそ別れめ」の勘違い*2はあちこちで指摘されているので、ここで詳しくは書きません。


某所で、「我が師の恩」を「和菓子の」と勘違いしていたとか、非常に仰け反ることの多い歌です。
「いと疾し」も本来は「あっという間」くらいの意味ですが「いとしい」という意味に感じている人も少なくないとか。
あと「『くとせ』って何?」と聞かれたり(早い、くとせ)。


私が悩んでいたのは「仰げば」の部分。
現代語では「仰ぐ」にはすでに敬いの意味が含まれている(「師と仰ぐ」)ので、その後の「尊し」と意味が重複していないかということです。
あるいは、この歌が作られた頃には、「仰ぐ」には敬いの意味が弱く、単に「教われば」と同じくらいの意味だったんでしょうかね。

*1:軟禁=お仕事:自ら望んで行ってギャラも貰っているので文句は無い

*2:「今こそ別れめ」 ⇒ 「さあ、いまここで、別れよう」という意思の表現。「こそ」が無ければ「今別れむ」