監督はオシムが…

おお、オシムですか、引き受けてくれるとは助かりますなぁ。
次期日本代表は、ワールドカップ経験者がほとんど居ない代表になるので代表監督は大変そうだと今から心配しております。


今大会、巻が出場したけど、彼でも次回大会のときは29歳になっててもうサッカー選手としては下り坂。
今大会出場していない徳永、今野、相馬崇人*1、平山、カレン、等々の大会になるはずだけど、今度は22歳以下(現時点で18歳以下)を一人は連れて行って欲しいものです。

良くある代表チームについての勘違い

ワールドカップ中は、「普段サッカーを見ていない人」から日本代表についてイロイロ聞かれたりしたので、代表的なのをいくつか。
基本的に私に聞かないでくれ(*ノノ) キャ

「日本代表は小さすぎるよ。もっと大きくないとサッカーでは勝てないんだよね」

そんなことは無いです。
ブラジル代表の平均身長は日本とほぼ同じですが、その中には身長195cmのゴールキーパージーダが含まれているので、実はフィールドプレイヤーの身長は、ブラジル代表よりも日本代表の方が大きかったりします
絶好調アルゼンチンに至っては日本代表よりも小さいチームです。
そうした選手が、大きなヨーロッパ人のチームを切り裂いています。
大きさはスランプの無い武器ですが、無くても何とかなります。
むしろ、夏のワールドカップ(北半球でのワールドカップ)は体力の消耗が激しく、大きさは諸刃の武器なのではないかと。
アイニスは田中達也が怪我をしていなければ、ぜひ連れて行って欲しかった、そうしてもっと小さいチームで勝負して欲しかったと思っています。

「優秀なFWは何で日本には居ないの?」

かつてはオリンピックで得点王を獲得した釜本が居ました。
たまたま今の世代に居ないだけだと思います。
たとえば、日本より総人口が多く、国民のほとんどがサッカーをやっているようなブラジルでさえ、代表に定着できるFWは数年に一人の産物です。
実際、1976年生まれのロナウドの次は1980年生まれのアドリアーノになります。
そうしてアドリアーノの次は、1984年生まれのロビーニョです。
ちなみにロナウドの前は1972年生まれのリバウドですので、ほぼ4年おきにブラジルには優秀なFWの素質を持った人物が登場しています。
ブラジルですら4年おきなのですから、ある世代でもっとも優秀なアスリートは野球をやってしまう日本に各世代で優秀なFWが居るはずもありません。
ひょっとすると、今後ロナウド級の優秀なFWがでてくるかもしれません。
でもそれは数十年に一人の話でしょう。
なお、もっと深刻なのはアメリカで、FWとして最適な「体が大きくて瞬発力があり、戦術を理解する教養と途切れることの無いプレーを可能にするスタミナ」を兼ね備えた人物は、間違いなく「バスケットボール」を選んでいるはずです。

サムライブルーってかっこ悪くない?ブラジルの『セレソン』みたいにすっきりした呼び名は無いかな」

私もかっこ悪いと思います。
「ダイヒョウ(da/i/hyou)」でいいと思うんですが。
セレソン」だって現地の言葉で「代表」の意味なんですし。

*1:よく相馬と言うと、相馬直樹のことかと勘違いされる