ワールドカップが始まるよ〜

グループリーグはワールドカップ的には前説。
あと3国でトーナメント進出する16チームが決まるので、ここからが本番です。
どんなドラマがあるのか、わくわくします。


韓国は本戦出場なるか!
応援しています。
フレー "ヾ(^O^ )ノ..( シ^O^)ノ" フレーフレー

グループリーグでの日本

残念でした。
おおむね、空回りだったと思います。


柳沢が責められると思いますが、私も彼のパフォーマンスの悪さにはかなり驚きましたが、それ以上に問題があったと思うのは宮本です。
伝統的に守備が重視されるイタリアサッカー(カルチョ)を普段見ている私は、かなりディフェンダーに対する見方が厳しいのかも知れませんが、アレはない。


PKを取られたことはいけないことですが、結局そのプレー自体の結果は川口の活躍で0点になったのですから、「良くないことだが、間違いにはならなかった」と宮本は慰められて良いと思います。
問題はそれ以外。
特に、このPKとなったファール以後、宮本が相手FWと一緒に下がるシーンが増えてしまったこと。
宮本が1対1の場面で当たり負けるのは最初から分かっています。
でも「寄ってもファールを犯さないと止められない⇒寄らない(中沢が寄ってくれることを期待する)」ということでは、何もしないのと一緒。
なぜ、ゴールキーパー川口の仕事が増えたのか。
宮本が何もしていないからです。
「ねえパパ。あのかっこいい人、何をしているの?」


そもそも、宮本がクロアチア戦やオーストラリア戦に立ったこと自体が間違いだったのかも知れません。
これらの試合で宮本がディフェンダーとして「シュートを打たれる前に攻撃を止める」という仕事をするなら、レッドカードと引き換えのプレイが必要だったでしょう。
しかし、出た以上はそういうプレイが必要だったと思います。
オーストラリア戦で宮本と引き換えに1点を減じていたらどんなに違ったか。


そうして、逆に、宮本がブラジル戦に居ないもの間違いでした。
日本対ブラジル戦で、日本が成立させたオフサイドは1回だけでした。
もともとショートパス主体でオフサイドの少ない相手ですが、日本がまったくオフサイドトラップを使わないので、ブラジルはロングボール打ち放題になっていました。
通常、責めている回数の多い方がオフサイドを受ける回数も多くなるはずです。
ほぼ一方的に攻められた日本が少ないオフサイドしか成立させていないのは、かけるべきオフサイドをかけていないことに他ならないでしょう。


逆に数少ない日本の攻撃チャンスは4回のオフサイドに阻まれました。
日本はフィールドの11人で戦っていましたが、ブラジルは副審を含めた12人で戦っていたのです。
宮本は副審を味方につけることの出来るDFですので、体格で負けないブラジル戦こそ居て欲しかったと思います。
正直な話、ブラジルの1点目と3点目にはオフサイドトラップを仕掛ける余地があったと思います。


ここまでの大会は、カウンターサッカーの終焉を意味しているように見えます。
カウンターの代名詞だったイタリアもカウンター一辺倒から脱却しつつあります。


ゴール前まで押し込ませてからロングボールでカウンター。
は、もう成立しないんじゃないかと。
ゴール前に押し込まれるより早くミドルレンジからシュートが飛んできますし、仮に奪ってもロングボールはオフサイドに消えます。


中田英が大会前に主張した「ラインは高く」は重要なことだったと思います。
それ出来ているチームのみが勝ち抜いてきている。そんな大会だと思います。