逸独六千弐杯界世球蹴

さあ、盛り上がってまいりました、ワールドカップ
チャンピオンズリーグ決勝は、お互いグッドルーザー同士の戦いで、もう準決勝ミランVsバルサで終わってても(ry
CLについても言いたいことは、いろいろあるけど。


ワールドカップです。
さて、日本代表が発表されまして、巻が選出されてまずは「良かった。本当に良かった」
同郷というより、25歳の巻が入らないと、日本代表がお年寄り軍団になってしまう可能性があったという懸念を持っていたのです。


近代サッカーは2時間走り続ける長距離走と、頻繁な方向転換を繰り返す短距離走の側面をもった陸上競技です。
なので。近代サッカーは若くないとできません。
しかし、経験と学習によって身につく戦術的教養もいるのですが、これは年をとらないと身につきません。


つまり、年齢的に矛盾したスポーツだと思うわけです。


ワールドカップの歴代得点王の平均年齢は25歳で、30歳で得点王になったスーケルは例外として、だいたい25±2歳のうちが選手の華と成ります。


んで、日本代表。
最年少は駒野です。25歳です。
というか、だた一人の81年生まれです。


ついで、巻です。25歳です。
80年8月生まれなので、ワールドカップ中は25歳で過ごせます。


その次は大黒です。26歳です。
実は単に80年5月生まれなので、1歳違いのように見えるけど、巻と同学年です。


川渕キャプテンは「日本はワールドカップの常連国になってほしい」と言ってますが、さて、じゃあ、次回大会に出たとして、そのときキャプテンマークを巻くのは誰ですか!?
巻?、駒野!?


まあ、良いとして。


もちろん経験の豊富な選手は必要です。
そういった意味では、2002ワールドカップを経験している柳沢の選出は必須でしょう。


もし、アレなら、高原玉田巻大黒から一人削って、82年以下生まれ(できれば次回2010の時に25歳になっている85年生まれ)を連れて行ってほしかった。
誰のことを言っているかというと、平山か大久保であります。


世界を見ると、ベテランと若手のコンビを前線に置くのは普通のことで、ブラジルならロナウドがベテランになり、前回若手だったロナウジーニョやカカが中堅になって、ロビーニョって若いのがやっぱり入っているし。
(もちろん次回はロナウジーニョというベテランが、ロビーニョという中堅を引き連れて、新たな若手を加えてワールドカップに望む)
アルゼンチンにはベテランのクレスポに若手のメッシ。アイマールはもう中堅かも。
オランダにはベテランのファン・ニステルローイに若手のロッベン
枚挙に暇がない。


お年寄り軍団の優勝候補も居ないわけでもなくて、イタリアは29歳のトニと25歳のジラルディーノがメインだけど、その他、お若いのは居なくて、最後の最後に32歳のインザーギを選んだあたり、次回ワールドカップを捨てている(次回2010南アフリカ大会は南半球での「冬の」ワールドカップなので、ヨーロッパ勢は無理。)のが良くわかる布陣になっています。


正直、巻には大いに期待しています。

では得点王は誰か。

得点王になるには…
1)ポイントゲッターが少ないチームに所属
2)少なくとも、準決勝までは残る国の選手
3)暑い中フルタイム出場できる、若さ


1)2)の点でブラジル・ロナウドもあり。
なぜなら、前回の3Rのうちリバウドをカカに変えれば、ブラジルの前線に変化はないのだ。
ただ、ロナウドが決勝までの7試合フルタイムに働くかが微妙。
若いだけならアドリアーノも居るけど、結局二人で得点を分け合わないか!?


1)3)を満たす筆頭はなんと言っても、スウェーデンズラタン・イブラヒモビッチ
ラーションとの分け合いになるかも知れないが、この二人以外点を取らないし、ラーションはもうお年なので、自然とイブラヒモビッチに点が集まる仕様。
問題は、スウェーデンがどこまで勝ち進むか。


1)2)3)を全部満たすけど、選手としてのポテンシャルがちょっとアレなのが、ドイツ・ポドルスキ
ドイツは1次リーグが楽なので、前回大会(今回も出場している)でクローゼが1次リーグだけで5得点を挙げたように、デカくて実績のあるクローゼがマークされる中、1次リーグで固め打っちゃうと、ドイツの優勝とともにポドルスキが得点王になっている可能性は十分にある。


1)2)3)すべて満たさないけど、選手としてのポテンシャルが飛びぬけているのが、ウクライナの矢・シェフチェンコ
ただ、ウクライナも1次リーグ突破の可能性は高く、4〜5戦する可能性は十分にある。
問題は、やはり29歳という年齢と、ボロニンという相棒もポイントゲッターであるということ。
通常こういう場合、激しくマークされるシェバではなく、ボロニンの点が伸びてしまうような気がする。
それでも、どんなにマークしてもウクライナの矢はゴールに突き刺さるから、みんな彼のファンになるし、彼の得点王を予想するし、彼の得点王を期待する。


他にはオランダ・ファン・ニステルローイ、イタリア・ジラルディーノは挙げておこう。


個人的に大本命は…、実はポドルスキだったりする。