電波利権

手元に積んである新書はこんなところ。
藤原 正彦:国家の品格
池田 信夫:電波利権
野村 克也:巨人軍論 組織とは、人間とは、伝統とは
竹内 一郎:人は見た目が9割
野崎 昭弘:逆説論理学
今野 勉:テレビの嘘を見破る
小針 進:韓国人は、こう考えている


まだ他にも読んだ気がするし、すでに以前に日記に書いたのも混ざっているかも知れない。


個人的には、電波利権が知ってそうで知らない情報で面白かった。
目からうろこが落ちたのか、目にうろこが飛び込んだのかは知らないけれど、このジャンルの本が他に見当たらず、作者の池田信夫がとっぴな考えの持ち主なのかどうなのか不明。
いわゆる「ウラが取れない」状況なので、だからどうしたと切り返すべきなのだが、政府が2011年に地上波デジタル放送にしたい理由とか、ソフトバンクが通信事業に入りたがる理由とか、わかった気になれる一冊。


実は私もアマチュア無線技師で、長いこと個人開局しておりました。
携帯電話だってアマチュア無線局なのだが、同一周波数で何局もの発信者が混信なく存在するっつーのはすごいことで、何でテレビ局はそうならないの?という話。


TV周波数が携帯電話で使えれば、地下でも山の中でも使えるようになるはずだし、チャンネル数が一気に増えるので、携帯電話だけでなく、自動車情報サービスとか、医療関係ではリアイルタイムのペースメーカーモニターとか安価で可能になるんじゃないかとか何とか。


正味のところ、まったくTVを見ない私には、もう地上波デジタルとかヌルイこと言ってないで、TV局全廃でも構わんです。


国家の品格
話題の本で、バカの壁よりは読みやすく、マシな本。
はあ、そうですかという感じ。
「ドグマを持つことは悪いことではないが、それを他人に勧めると悪いことになる」というドグマを持つ私には反感を覚える本でした。
いい本だって薦める人多いけどね。


人は見た目が9割
これも話題の本。
読んだあと内容をすべて忘れている不思議な本。
表紙だけは覚えているので、確かに見た目が9割。


てか、新潮新書多いな。