ハチェットとか日垣隆とか

[RED STONE]どうして君はハチェットを買ってくるの?

昨日、ファイヤーエンチャント付加240のWIZを気まぐれに廃坑B9に連れて行ってみました。
そこにシーフさんが来られました。
御存知の方も滅多に居られませんが、シーフのダブルスローイングは全職最強クラスの速射性能を誇る良スキルです。
ですので、ファイヤーエンチャントとダブルスローイングの相性は抜群。


…のはずなんですが。
そのシーフさんどう見ても手に持っているのがハチェット(1.6秒武器)。
白ダメは40くらい出てたので、まあ優秀なんだろうけど、ファイヤーエンチャントの恩恵には適わない。


しかし、やがてこのシーフさん、
「武器を買ってきます」と言ってどこかへ行かれまして、私は「手裏剣(1.0秒武器)を狩ってきてくれるかな」と期待していたら、またハチェット。
orz


モーションが見えなくて、手の遅さに気づいていないんですかねぇ。

やっと「世間のウソ」を読んだ

正確にはあと2割くらいページが残っているけど、今日の昼休みにさくっと読みました。
日垣隆は私が好きな評論家・作家で、ベースの価値基準が近いのか、おそらく作者の意図するところで楽しみながら読んでます。*1


実を言うとこの本、かなり前に買っていたんだけど、長いこと書庫の整理をしていなかったのでどこかに埋もれてしまっておりました。
そこで、しようが無いのでもう1冊購入したわけですが、日垣隆の本ならまあ間違いは無いです。


問題は、新潮新書ということかな。
文字が大きくて字間も広いので、読むのがあっという間なのです。
良く東京に行くときなどには、新潮新書は離陸から着陸までに読み終わるのでちょうどいいのですが、出したお金がもったいない気がします。
宝島新書みたいに、離陸がちょっと遅れると離陸前に読み終わってしまうほど薄い本ではないですが。


「世間のウソ」はアイニスお薦め本。
文章の下手な私が下手な賛辞を書くより、とりあえず読ませたい本ですね。


そうそう、同じような期待を持って購入した香山リカ「いまどきの『常識』」(岩波新書)はイマイチでした。
理由は…、本を書くに当たって他の本を読んで無さ過ぎだと思ったからです。
岩波だけに読むのは宝島新書の倍以上かかりますが、引用が少なくて、著者がそう考えた基が判らず、共感も批判も出来ませんでした。


むしろ、「〜かもしれない」で始まった段落が「だとしたら〜なのだ」と終わる、トンデモ展開があちこちに見られて、最後の方では、こういうアクロバティックな展開を探して遊んでしまいました。


別に学術論文じゃないから良いけどね。
意見の方向性としては私自身と似ているのかも知れないけど、「いまどきの『常識』」は医学という学術の世界の人の本には見えなかったな。

*1:本はどんな本でも楽しめます。ただ価値基準が違いすぎると「作者の意図しないところ」で楽しむことになります。いわゆるトンデモという奴です。ex.誤字だらけの判決文