そりゃないぜ反町さん(マレーシア戦)

アジアカップ2次予選最終戦、ホームでのマレーシア戦。
昨日のコロンビア戦と打って変わって低調な試合。


まあ、たまには良いやね。
普段のオシムサッカーをフルコースだとすると、たまにはこういうポテトチップスみたいな試合を頂いても良いんじゃないかしら。


観戦者もだいぶ目が肥えてきて、さすがにこの程度の試合で「代表」を称するのはいけないと思ったのか、試合開始時大きかった「ニッポン」コールが、時間とともに小さくなり…
TV観戦してしていてブーイングは聞こえてこなかったけど、もう、「代表」を愛するなら、所々ブーイングが出ても良い場面があったと思います。
これが「J2」とか「JFL」とかの試合なら、こんなものかもしれないけれど。


TVでは、試合後に反町監督のインタビューがあったけれど…


まずインタビュアーが良くない。
たぶんフジテレビのアナウンサーだろうと思うけれど、低調な試合だったのでもっと意地悪な質問してやらんと。
勝ったからと言って、手放しで褒めとったらイカンよ。


んで、反町さんも「そうですね」と受け答えしちゃうのが、口惜しい。
いやもう、顔が全然笑ってないので、内心忸怩たるものがあるのは見て取れるんだけれどね。
オシム見たいに、インタビュアーに向かって「そんな喜べるような試合内容だったと思いますか」とか聞き返すのは反町さんのキャラじゃないかもしれないけれど、なにか厳しい言葉を聴きたかったです。
ミックスゾーンではなくプレスでの記者会見では「最終予選突破は難しい」など、厳しい言葉が連発)

見るべき選手は…

まずはまあ、見ての通り長友。
ただこれは、相手がマレーシアということと、走らない味方が中央に固まっててサイドは空きやすかったということとを割り引かないといけない。
枝村がボール持っているときに、特にカバーリングのためでなく後方を歩いているようなシーンがあったようにも見えました。
水野ならどうしただろうね。


あと、枝村、細貝、興梠、萬代と言った順だろうか。
ぎりぎり上田康太までかなぁ。

試合直後のテレビでのインタビューは腰砕けだったけど…

反町さんのプレス向きの発言はその通りだと思ったので、引用しておきます。

攻撃面で1人1人がボールを持っている時間が長くて、きれいなラストパスを通そうとか意識し過ぎて、みすみす自分で選択肢を減らしてしまっている。


それは、それでも良いんだと思いますよ。
以下の条件に当てはまる試合なら。

  1. マラドーナのような一人で3-4人平気で抜ける選手が何人も居る。
  2. オシムが代表監督をしていない。


格下のチームにのんびりサッカーで勝つだけなら、オシムさんのような戦術家は要らないですね。
私は、そういうひところの国際試合を忌避していた北朝鮮代表のような日本代表の姿を見たくないので、昨日の試合にはブーイングを投げかけるものです。