どっちが青いユニフォームを着るのだ?
フランス代表の愛称は青いユニフォームを着るので「レ・ブルー」
イタリア代表の愛称は青いユニフォームを着るので「アッズーリ」
どっちが青いユニをきるのだ!?
新聞なんかには「アッズーリ」を「イタリア語で空色のこと」とか書いてあるが、それは「チェレステ」だね。
英語にも「azure」があって辞書では「空色」と書いて有るけど、本来は「藍銅鉱(アズライト)」の色。
黒鯖槍10さんコメントありがとう
サカつくEUは私も、当直の空き時間とかにボチボチやっています。
もちろん、イタリアリーグです^^;
まだセリエBに居るけど、いつかセリエAに上がって私の愛するACミランと戦いたいです。
リアルのACミランはセリエB降格の危機にあるけど。
ワールドカップ決勝戦の話。
勝つのはどっちだ!?
いきなり核心から。
ええっと…
地力ならイタリア。それ以外の要素ならフランス有利です。
今回は波乱の少ない大会なので、イタリア有利と言っておきます。
…ごめん、嘘ついてた。
単にアズーリが好きなだけだようぅ。
ここまで来たんだ、ロベルト・バッジョ達が成し遂げなかった偉業を達成してくれっ!
比較
フランスはここまで6試合で4勝2分の得点9、失点2。
得点はアンリ3、ヴィエラ2、ジダン2、リベリー1
イタリアはここまで6試合で5勝1分の得点11、失点1
得点はトニ2の他、ピルロ、イアクィンタ、ジラルディーノ、マテラッツィ、インザーギ、トッティ、ザンブロッタ、グロッソ、デルピエロ
アンリ=ジダン=ヴィエラのセンターラインがすべてのフランス
見ての通り。
控えを含めて誰でもどこからでも得点のできるイタリア
マテラッツィは本職のディフェンダー。
ザンブロッタとグロッソはもともとはサイドハーフだけど、今回はサイドバック登録。
ディフェンダーもゴールを決めている。
あと、イタリアの失点1はオウンゴールで、これを決めたのがザッカルドなので、イタリアは11人が得点を決めていることになる(これは冗句)。
展開
基本的に、ワールドカップ決勝に最高のクォリティは求められない。
1ヶ月弱で、力の抜きどころの無い試合を7試合もこなさなければならないので、決勝戦のコンディションはたいてい悪い。
セリエAで見ているようなヴィエラとガットゥーゾの、お互いの命を削りあうようなマッチアップは、そう長時間は見られないだろう。
つまり先発で出る選手は、もう疲弊している。
だから、控え選手も質が高いイタリア有利となるのだが…
また守りの堅いイタリアは、センターのヴィエラ=ジダン=アンリをペロッタ=ガットゥーゾ=カンナバロで消し去ることも可能だと思われる。
そうしてその状況でもトッティ、ピルロを経由した攻撃手段がイタリアには残るので、仮にマケレレがどちらかを消してもどちらかは残る。
フランスが守りを固めても、ザンブロッタやカモラネージのドリブル突破など、「カテナチオ」のイタリアの方が攻撃の引き出しが多い。
イメージ的には必殺の46cm砲(ヴィエラ=ジダン=アンリ砲)を一門備えた戦艦と、20cm砲を10門備えた重巡洋艦の戦い…
海戦に例えるならイタリアが勝ちそうだけど、
必殺の56口径88mm砲を備えた6号戦車(勇名高いティーゲルI)と75mm砲+45mm砲を搭載した多砲塔T35(キワモノ戦車)の戦い…
と、陸戦に例えると、フランスが圧勝しそうだ。
いずれにせよ、砲の強力さではなく機動力がモノを言うのは、サッカーも兵器戦も同じこと。
どっちがより走るのでしょうね。
イタリアの弱点
よく言われているように、イタリアは優勝の経験が無い、フランスは98年の優勝経験を持っている、という点がありますが、それは新聞などにお任せして、ここでは
シルバーコレクター:マルチェロ・リッピ
の問題を取り上げておくべきでしょう。
マルチェロ・リッピ…
現実的で勝負を不明確にするファンタジスタを嫌い、特にロベルト・バッジョを冷遇したことでめ有名。
あと、デルピエロもリッピ政権下では冷遇されていた。
この監督、現実的なおかげで、非常に高い勝率を誇る変わりに+αが無く、負けの許されるトーナメントでは無類の強さを誇る割りに、トーナメントの大事な試合で負けてしまう悪いくせが…
ユベントスを率いてチャンピオンズリーグ決勝に4回進出しておきながら、全部準優勝というすばらしい記録を残し、誰もが認める「シルバー・コレクター」
決勝戦だけアンチェロッティが指揮を執るとかできんかねぇ(冗句)
カルロ・アンチェロッティ
ACミラン監督。
すげぇ良い人らしく、チームは和気藹々となってプレッシャーに強いチームが出来上がり、トーナメント決勝のような重要な場面でも実力どおりに選手を働かせることが出来る。
反面、選手が気を抜きすぎて格下相手にコロリと負けたりもする。